気がつけば、美しい森の中にいました。

森は暗いけれど、所々木漏れ日がさして心地よく、

なぜか軽やかで、不思議な予感が湧き上がります。

森は豊かで姿は見えずとも、生命に満ち溢れているのが感じられました。

 

● キツネ(カモフラージュ)

狐は賢く、繊細な森の住人。空間に溶け込む術を知っています。

姿を消して、周囲を観察し、状況を見抜くメディスン。
だから、敵を欺くことも、そっと獲物に近づくことも難なくできます。
二本足が罠を仕掛ける様子も観察して、餌だけ取ることだって出来ちゃいます。

でも、その真価が発揮されるのは子育の時だとチョクトウ族は伝えます。
キツネは愛情深い動物で、それゆえグレートスピリットから、
見守る能力として擬態の力を授かったと言います。

子供が少し大きくなったら、危険だけど、外の世界に触れて、学ばねばなりません。
そのとき、キツネの母は、空間に消えて、本当に危険なギリギリの瞬間以外は決して現れず見守ります。それと気づかぬ子供達は、世界を安全に冒険し、学び、成長できるのでした。

 

● フクロウ(透視・まやかし)

フクロウは暗闇を見抜き、羽音を立てずに飛ぶ鳥です。

二本足は暗闇を恐れますが、闇を見抜き、鋭い聴覚ゆえに闇の中でも真実を見失う事が無い動物として、広く世界で知られています。
夜のイーグルとも呼ばれ、見えない世界を見抜く力を象徴します。

まやかしを知り、まかしを見抜くメディスンしい、洞察力のシンボル。

ギリシャ神話では、アテネの知恵の象徴でもありました。
アイヌでは、守りのカムイ。

● ヘビ(変性)

ネイティブアメリカン達は、生命力が強く、脱皮を行い、毒を持つこのアニマルに、生きていくことの大事な本質を学びました。

脱皮は死と再生を暗示し、変遷していく生の進化と永遠性について暗示します。
毒は、同時に使い方と量をバランスすることで薬となり得ることを教えてくれます。

私たちは生きていく上で、良いことも悪いことも経験しますが、成長には良いことだけでなく、時として悪い出来事が薬=メディスンとなって、私達の成長を促す事があります。

体験は意識の位置が変われば、意味が変わります。
変性は『 それがそれ自体のまま、根本から意味を変えてしまう事 』

を意味しています。